100種類の仮想通貨を持つFPの投資メモ

仮想通貨を100種類買ってみました。その顛末と、気づきをシェアできればと思います。

仮想通貨を100種類も買った理由(2)

ビットコインはお試しで持っていましたので、まずはビットコイン以外の「有名な」仮想通貨をいくつか買ってみようと思いました。

 

ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれています。

しかしいざ買おうと思って調べてみると想像以上にたくさんあり、少なくとも6000種類はあるようです。

 

初心者の私が、その中から有望なものを選ぶのは難しい。

何かの基準で絞りたい。

そこでまずは日本の取引所で買えるものから選ぶことにしました。

日本の有名な取引所に上場している仮想通貨ならば、詐欺的なコインに合う確率も少しは減らせるのではという期待からです。


日本の取引所で、仮想通貨の取り扱い種類が多いのはCoinCheckです。
※現時点で最多の取り扱い数

そこでまずはCoinCheckに口座を開き、いくつか仮想通貨を買ってみることにしました。

 

ではどの銘柄にしたのか?

 

コロナ禍の現在、私が仮想通貨に注目する理由は

【お金あまりの世の中で、仮想通貨の価値が今後相対的に高まるだろう】

との見通しからだと紹介しました。


[関連ページ]

仮想通貨を本格的に買うことにした経緯 - 100の仮想通貨を持つFPの投資メモ

 

でも、どの仮想通貨が伸びるかは正直分からない。

であればいくつか銘柄を買ってリスクを分散させようと思いました。

もちろん仮想通貨そのものに大きなリスクはある前提です。そのうえで、特定の仮想通貨ではなく複数買うことでリスクを分散させるという意図でした。

 

聞いたことがある仮想通貨、聞いたことがない仮想通貨含め、CoinCheckでまずは7銘柄を購入。

もともと持っていたビットコイン含めると保有仮想通貨は8種類になりました。

 

仮想通貨を100種類も買った理由(1)

仮想通貨といえばビットコイン
私もはじめはなんとなく有名なビットコインを買っていました。
ただ調べてみると世の中にはたくさんの仮想通貨があり、どれもいろいろな特徴があります。
100や200ではありません。数千あると言われています。

 

はじめは1つずつ調べて勉強していたのですが、日々仮想通貨自体増えますし、全然追いつきません。
どれが将来生き残りそうかと思って調べても、それぞれに特徴があります。

どれも魅力的に見えますし、どんなリスクが潜むかも正直なところはっきりわかりません。

 

結局、将来どれが伸びてどれがダメになるのか、全然わかりませんでした。

 

もともとは「勉強しておきたい」という動機で手を出しているので、さすがにビットコインだけでは物足りない。
かといってこれだけの数あると、どれを選んでいいのかわからない。

変なコインに投資して、大損するのもイヤだ。できれば儲けを出したい。

 

なかなか仮想通貨を選ぶのは難しいのです。

 

 

仮想通貨を本格的に買うことにした経緯

これまで私は株・FX・不動産投資は行っていましたが、仮想通貨については積極的ではありませんでした。
ビットコインを少しだけ持っていた、程度です。

私自身ファイナンシャルプランナーの資格を持っており、資産運用は真面目に考えています。
時々、人からお金の問題や資産運用について相談されることもあります。

そうした背景もあり、「勉強のために仮想通貨も試しておこう」という形で、少し持っていた程度でした。

 

■仮想通貨に対しては消極的だった

仮想通貨を投資対象として考えるとき特に難しいと感じたのは、いったいいくらが適正価値か検討もつかないことです。株や不動産なら、何らかの基準をもうけて計算することが出来ます。しかし仮想通貨はそれが出来ない。仮に今ビットコインが1BTCあたり100万円だとしても、それが安いのか高いのか全然わからない。

そのうえビットコインを持っていたとしても、どこで使えるのかよくわからない。
たとえば決済手段として使える場面はとても限られ、使えるお店がそもそも少ない。

では使えるお店があるとして、ビックカメラビットコインを使えるからといっても、わざわざビットコイン決済をするかというとイメージがわきづらい。

ということで仮想通貨に関しては大変消極的でした。


しかし、最近はその考えが変わりました。

 

■お金の価値が下がっている!?

世界中のお金の発行量はどんどん増えています。
今に限ったことではなく、昔から増えていました。

しかしコロナによって、それが短い期間で加速しています。
日本だけでなく、世界の各国で様々な給付金が配られています。一般向けだけでなく事業向けにも、給付に加え、これまでではありえないような審査基準での貸し付けなども行われています。

世の中に行き渡るお金が増えるのは、もちろん良いことではあると思います。
しかし今世の中にあるモノやサービスに対し、お金の総量"だけ"が増えてしまうと、お金の価値が相対的に下がります。
お金の増え方が加速しているということは、お金の価値が下がるスピードも速くなっているということにつながります。


そういった世の中で、少し先を見据えたときに、どうしたら良いのか?


私の出した答えは仮想通貨でした。

 

■投資対象の1つとして、求められる仮想通貨

お金の価値が下がる前提で考えるとき、自分ができる対策は何か。
ふつう、物や株などに投資するのがセオリーです。
実際にそれはアリです。私もやっています。

金や美術品などの希少性の高い"現物"、ガソリンや穀物といったいわゆる"商品"、そういったものも当然投資対象です。今後も有力です。
しかしそれらの多くは現在かなり「高い」状況に見え、世の中にあまっているお金は”さらなる行き先”を欲しているように思えます。

その答えとして浮かぶのが、仮想通貨なのです。