100種類の仮想通貨を持つFPの投資メモ

仮想通貨を100種類買ってみました。その顛末と、気づきをシェアできればと思います。

仮想通貨の何が怖いのか(まとめ編)

よく仮想通貨は怖いという人がいますが、じゃあ何が怖いのか?

 

仮想通貨の怖さシリーズのラストです。 

ここまで6回連続で仮想通貨の怖さについて書いてきました。

最初から全部内容を考えていたわけではなく、書きながら考えているうちに結果的に6回分になってしまいました。

あらためて考えると色々リスクがありますね。

今回はまとめ編です。 

 

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■仮想通貨の怖さシリーズ まとめ

 

(1)仮想通貨は、適正価値が分からない

cryptofp.hatenablog.com

 

(2)送金時に、アドレスを間違うと取り戻せない

cryptofp.hatenablog.com


(3)自分で自分の仮想通貨にアクセス出来なくなる可能性がある

cryptofp.hatenablog.com

 

(4)相続の際、財産として取り出せない可能性がある

cryptofp.hatenablog.com

 

(5)セキュリティリスクがある

cryptofp.hatenablog.com

 

(6)前提が崩れるかもしれない

cryptofp.hatenablog.com

 

 

リスクをどう防ぐかはそれぞれの記事を読んで頂くとしても……根本的な対策は

「仮想通貨は余裕資金で運用する」

しかない気がします。

 

私は仮想通貨は将来もっと普及して価値が増すと考えてはいますが、同時にそのリスクも感じています。

みなさんも仮想通貨には大きな期待とリスクがあることを知った上で、購入・運用してくださいね!

 

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仮想通貨の怖さ(6)

仮想通貨の怖さシリーズその6です。

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(6)前提が崩れるかもしれない

 

これはどういうことかというと、今無意識に置いている前提が成り立たなくなり、仮想通貨が無価値になったり使えなくなったりする可能性を指しています。 

 

例えば…

 ・仮想通貨の利用や売買が法律で禁止される

 ・世の中のインターネット自体が使えなくなる、または分断分断される

 ・仮想通貨の仕組みに欠陥があり、無価値になる

  (設計の弱い部分やミスを突かれたりコミュニティが乗っ取られたり)

 ・技術革新の結果、仮想通貨にとってマイナスの影響が出る

  (量子コンピュータが発展して暗号鍵やマイニングの防御機構が突破されたり、仮想通貨以外の新しい魅力的な何かが地位を脅かしたり)

 

 といったことなどです。

 

仮想通貨はどちらかというと、社会情勢の悪化とか、大災害とか、法定通貨に関する信任の低下とか、そういったものに対してはむしろ"強い"と思います。

ただ、今想定していない何かがきっかけで、仮想通貨そのものが無価値になってしまうということは、考えられるわけです。

 

といっても、これは他の資産でももちろんありえることでしょう。

たとえば金(ゴールド)で言えば「錬金術が発明された」とか、不動産で言えば「大災害でその地域全体の価値が大きく下がった」とか、そういうことは考えられます。

 

そのためあまり過度にこういったリスクを心配しても仕方がない面はありますが、やはり可能性としては想定しておく必要性があります。

何しろ仮想通貨はまだ誕生してからの年月が比較的浅いですから。

 

 

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仮想通貨の怖さ(5)

仮想通貨の怖さシリーズその5です。

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(5)セキュリティリスクがある

 

 誰かの不正により、自分の仮想通貨を失う恐れがあります。
 ここでは総称してセキュリティリスクとしますが次のようなものが考えられます。

 

 ・個人の仮想通貨が盗まれる可能性

  取引所の自分の口座に不正にログインされたり、または個人管理のウォレットが盗まれたりするケースです。

 

  たとえば取引所のログインIDとパスワードがばれて、他人にログインされてしまった。
  そうすると勝手に通貨を売買されたりどこかに送金されたりしてしまいます。

 

  取引所のIDとパスワードがバレなくとも、たとえばスマホやパソコンごと盗まれてそこから取引所にログインされることも考えられます。
  (セッションが残っていればアクセス可能です)

 

  ログインのID・パスワードに限らず、過去にはZaifで、APIの認証情報を突破されて仮想通貨の口座から資産が流出したという報道もあります。

 

  もちろんこのリスクは自分の努力である程度軽減することは出来ます。

  ・パスワードを他のサイトと違うものにする
  ・パスワードを複雑なものにする
  ・パスワード(やAPIキー)が他人にバレないようにする
  ・2段階認証を設定する

  ただ完璧というものはありませんし、セキュリティを高めると普段の使い勝手が悪くなる面もありますので難しい面もあります。

 

  ここまでは取引所に通過を預けていることを念頭に置きましたが、個人管理のウォレットでも同様です。
  鍵が盗まれてウォレットにアクセスされてしまったり、ハードウォレットを物理的に盗まれてしまうなどのリスクは当然あります。

 

  このように一般的なセキュリティリスクで、自分の個人の仮想通貨が盗まれる可能性があります。

 


 ・取引所の仮想通貨が盗まれる可能性

  次は取引所が被害者になるケースです。

 

  仮想通貨取引所は、多数の資産を預かっており、ハッカー(クラッカー)にも狙われやすいだろうというのは一般的にも想像できることです。

 

  古いものではマウントゴックスの流出事件が有名です。ハッカーに狙われたものと、内部犯行両方の事件があったと言われています。

  またコインチェックの流出事件も有名ですね。

  海外も含めると、そして公表されていないものやまだ発覚していないものもあると考えると、実際こういった事件がどれだけあるのか正確に把握することは出来ません。

 

  当然取引所としては、自社のシステムがハッキングされたり資産が盗まれないために神経を尖らせていると思います。また過去の事例も踏まえて対策しているはずです。

  そういた意味ではそう簡単に盗まれたりしないと思いたいですが。。。

  現実的に、いつどこでどのような事件が起きるのかはわかりませんし、その結果自分が預けている仮想通貨が被害にあう可能性も否定できません。

 

 これを根本的に防ぐには、取引所に預けないようにするしかありません。

 またできる限り信頼できる(財務的に強い・運営会社が信用できる)取引所を使うというのが次善の策になると思います。

 

 

・取引所が詐欺または不正を働く可能性

 取引所が加害者のケースです。

 

 そもそも取引所といいつつ、実態がともなっていなかった。

 預かっていた資産を流用していた。

 また故意ではなくとも、取引所の経営がうまくいかず破綻した場合も結果的に自分の財産を失う可能性があります。

 

 このように、取引所側の故意や過失で、預けた資産が戻らないという可能性はじゅうぶん考えられます。

 もちろん、日本で金融庁に登録されている仮想通貨取引所において、そうそうこのようなことになるとは思えません。完全な詐欺というようなものは考えづらいですが、経営状態が悪化した結果なにか悪いことをしてしまう、とか破綻してしまうという会社は出てきてしまう可能性はあります。

 また海外の取引所では、どこまで信用できるかも含めて全て個別に判断していく必要性があります。取引所といいながら実態が伴っていない、ということも十分あるわけです。

 

 こちらも根本的な対策としては、そもそも取引所に預けないようにするしかありません。

 またできる限り信頼できる(財務的に強い・運営会社が信用できる)取引所を使うというのがやはり次善の策になると思います。

 


・その仮想通貨が詐欺である可能性

 

 これは正直たくさんあると思います。

 というか詐欺なのかどうかは、外から見ている限りわからず、結果でしか判断できないところが難しいのです。

 

 「私は詐欺の仮想通貨を作りました」と言って募集する通貨はいないでしょう。

 

 ではたとえば初期に大量の仮想通貨を配って、さらに価格を無理に釣り上げることで実態以上に時価総額を上げる通貨というのはどうでしょう。

 実態のともなわない、詐欺的な流通です。「時価総額があがったら自分だけ売り抜けよう」と創業者が思っていたとして、実際にそのようにしたとします。

 しかし結果的にその通貨が流通して長く存在するとなる場合もありえます。

 

 なので、詐欺かどうかはその仕掛ける側の意図にかかわってくるのですが、最終的にそれで誰がどれだけ被害を受けるかは、結果が出てから出ないと分からないのです。

 

 色々書きましたが、下記に集約されます。

 ・詐欺的コインはおそらくたくさんある

 ・そういったコインで被害にあう可能性がある

 ・しかし結果が出てみないことには詐欺かどうか、損するかどうかは分からない

 

 この被害を防ぐのは大変むずかしいのですが、とりあえずリスクを下げるのは十分流通の実績(取引量や取引開始からの年月など)がある仮想通貨を選ぶ、というのがリスクを下げる方法かなと思います。

 

 

ということで今回は仮想通貨のセキュリティリスクについて書きました。

 ・個人の仮想通貨が盗まれる可能性

 ・取引所の仮想通貨が盗まれる可能性

 ・取引所が詐欺または不正を働く可能性

 ・その仮想通貨が詐欺である可能性

どれに当てはまっても、自分の仮想通貨を失う可能性があるわけです。

本文に書いたようにそれぞれ対策を取り、少しでもリスクを軽減させましょう。

 

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仮想通貨の怖さ(4)

仮想通貨の怖さシリーズその4です。

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(4)相続の際、財産として取り出せない可能性がある

 

たとえば自分が死んだときに、相続人が仮想通貨を把握したり引き出せるか、は心配な点です。
みなさんも、相続人を親や子供、奥さんなど身近な人に置き換えて考えてみてください。

 

■そもそも仮想通貨を持っている事に気づいてもらえるか

 

普段から家族と「仮想通貨を〇〇円くらい持っています」とコミュニケーションしていれば、相続人が仮想通貨を持っていることに気づけるかもしれません。


しかしそういったことがないと、そもそも財産として仮想通貨を持っている事自体に気づかない。
極端な話、銀行には100万円しか入っていないが、実は仮想通貨は数千万持っていた、なんてこともあり得るわけです。

 

たとえば1人暮らしの息子さんが巨額の仮想通貨を運用したが、不運にして亡くなってしまった。そのとき親は、その息子が仮想通貨を持っている事すら気づかない。。。。
これはあり得ることですし、実際にきっとどこかで起きている事では無いでしょうか。

 

■どこに仮想通貨があるのか分からない

 

仮に遺族が「どうも亡くなったあの人は仮想通貨を持っているようだ」と知っているとしましょう。

でもその仮想通貨とは、どこにあるのでしょうか?
相談するにしても、どこに問い合わせれば良いのでしょうか?

 

たとえば株なら、証券会社から家に紙の報告書や目論見書が届いていて、「この書類を送ってきた大和証券に問い合わせてみよう」といった手がかりになるかもしれません。

でも、仮想通貨の取引所から紙の書類が届く事はあまり無いでしょう。

口座開設の時に届くかもしれませんが、以降紙でのコミュニケーションは考えづらいです。

 

そうすると、仮想通貨を持っているらしい事は分かっても、相続人はどこに問い合わせたらいいか分かりません。

税理士さんに相談しても、税理士さんも困るでしょう。

 

ある程度仮想通貨に詳しい人であれば、有名どころの仮想通貨取引所に問い合わせてみるという方法はあると思います。といっても、実際どこに問い合わせるのかと考えると大変です。Zaifなのか、Coincheckなのか、SBI VC TradeなのかDMM Bitcoinなのか。。。

手がかりが無ければ、このように手当たり次第で問い合わせることになります。

 

あとは本人のメールの履歴などが読める状態であれば、その範囲で把握することは可能かもしれません。ただ複数のメールアドレスや取引所を使い分けている人も多いと思いますので、本人が口座開設している全ての取引所を知ることは難しい場合も多いでしょう。

 

そして取引所ではなく、個人管理のウォレットに通貨を保管していた場合、それに気づくのはより難しいと思います。

 


■引き出せるのかが分からない

 

仮に、ある取引所に仮想通貨を預けている事が分かったとしましょう。

それが日本の取引所であれば、請求すれば引き出せるかもしれません。
本人確認が出来ていますので、遺族が請求すれば照会に応じてくれる可能性があります。


……しかしそれが海外の口座だったらどうなるのか。

たとえばBinanceに仮想通貨を持っていたとしましょう。
相続した方(とりあえず家族をイメージしてください)が、"Binanceに仮想通貨を持っている"ことに運良く(?)気づいたとします。

しかし気づいたとして、仮想通貨を引き出そうとしても、引き出し方がわからない。
ログインの仕方が分からない。IDとパスワードが分からない。

 

亡くなる前にログイン用のIDとパスワードを教えてもらっていたとしても、今度は二段階認証を突破できない。
仕方なくバイナンスに問い合わせたとしても、本人確認ができてないとしたら、"その人"の口座である証明も難しい。
ましてや遺族からの問い合わせに、海外の取引所がどのように応じてくれるのか……。

ということで、引き出しは大変ハードルが高いと思われます。


取引所では無く、個人管理のウォレットの場合はもっとハードルがあがるでしょう。
ある程度仮想通貨の事を知っている人が居て、そのウォレットにアクセス可能で、かつ暗号を解除する鍵が必要になってきます。

 

いずれにしても、遺族が仮想通貨を引き出す事はなかなか難しいことは想像しやすいと思います。


■ではどうするのか?

これに対する良い答えというのは、まだ分かっていません。

 

考えられるのは
・家族(特に相続人)と普段からコミュニケーションして、仮想通貨のありかを伝えておく
引き出すための方法を共有しておく。
 但し引き出し方を事前に共有することは、セキュリティリスクを孕む

なかなか難しいですね。。。。

 

ちゃんとやるとすれば、ハードウォレットに仮想通貨を入れておき、それを貸金庫で保管しておく。ただ貸金庫は相続人でも勝手には開けられないので、事前に遺言執行者を決めておく……というのがベストでしょうか。

よほどの額で無いと、ここまで準備する人は少ないでしょう。


ということで、まず仮想通貨で大きな資産を持つのは、値動きだけでなく相続面でもリスクもあることを理解する必要性があると思います。

一般の方は、余裕資金で投資することは大前提として、仮想通貨の保管は出来れば日本の取引所にしておいた方が、相続の観点では多少安全な気がします。

ある程度運用資金が大きい場合は、税理士を含めたプロに普段から相談しておき、具体的に対策を講じておく事を強くおすすめします。

 

 

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仮想通貨の怖さ(3)

仮想通貨の怖さシリーズその3です。

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(3)自分で自分の仮想通貨にアクセス出来なくなる可能性がある

 

これは仮想通貨を「どこに」置いているかによって注意すべき点が変わります。

 

■自己管理のウォレットの場合

自己管理のウォレットを失うと、その中に入っている全ての仮想通貨は二度と引き出せなくなります。

 

たとえば自分のパソコン上にウォレットを作って仮想通貨を保管していたとします。

しかしパソコンの調子が悪く起動出来なくなった……。

こうなるとピンチです。

パソコンでもスマホでも、壊れることはあります。マルウェアに感染することだってありえます。紛失したり破損したりすることもあります。盗まれる可能性だってあります。

このように何かのきっかけで自分のウォレットにアクセス出来なくなってしまう可能性があります。

 

これを防ぐにはバックアップを取りましょう。

 

しかしバックアップを作ると、今度はそのバックアップを適切に管理しないとセキュリティリスクが生じます。

最低でも強固なパスワード等で鍵をかけましょう。

 

しかしパスワードで鍵をかけると、今度はそのパスワードが分からなくなったら、ウォレットを開ける事が出来なくなります。

 

ということでパスワードもちゃんと管理しましょう。

万が一そのパスワードが漏れるとセキュリティリスクになります。

 

ではちゃんと管理すると考えたときに、パスワードをパソコンで管理すると流出するかもしれないし、紙や付箋に書いたら誰かに見られてしまうかもしれないし・・・これまた悩ましいものです。

 

ここまではソフトウェア的なウォレットについて書いていましたが、ハードウォレットで管理している場合はまた別のリスクがあります。ハードウォレットが盗まれる、火事で燃える、紛失するといったものです。

 

とにかくウォレットに仮想通貨を保存した場合、そのウォレットを失うと2度と取り出せなくなります。

これはけっこう怖いです。

 

 

■仮想通貨を日本の取引所に預けている場合

 

CoincheckZaifといった日本の取引所に口座を開設し、その中で仮想通貨を管理していたとします。

その場合はどうでしょうか?

 

まずハッキングの可能性があります。

過去には日本の大手取引所でもハッキングされて流出した事があります。

必ずしも安全とは言えません。

 

といっても当時に比べると今は管理も厳しくなったので、安全性は(相対的に)向上しているでしょう。

個人のパソコンでウォレットを管理するよりは、まだ良いのかなと予想します。

また仮に取引所から仮想通貨が流出したとしても、会社が責任を追ったり、金融庁も動かざるを得ないと思われます。

 

日本の取引所は、金融庁に必ず「暗号資産交換業者」として登録をしています。金融庁がお墨付きを与えるわけでも保証するわけでもないとはいえ、監督省庁が全く知らぬ存ぜぬというわけにもいかないでしょう。(特に社会的影響が大きい場合は)

 

ハッキング等の不正や、倒産以外でアクセス出来なくなる可能性はあるでしょうか?

日本の取引所の場合、仮にIDやパスワードが分からなくなってもおそらくアクセス手段は残っています。本人確認をしていますので、何らかの方法で自分の口座にアクセス出来る可能性は高いでしょう。

自己管理のウォレットなら、仮にパスワードを失ったら仮想通貨を取り戻すのは困難です。
それと比べれば、取引所が「自分の口座を管理してくれている」という観点ではちょっと安心なのかなと思います。

 

ただIDとパスワードがばれると、世界中からアクセス出来てしまいますので、せめて2段階認証は設定してセキュリティを高めておきましょう。

 

■仮想通貨を海外の取引所に預けている場合

 

これはリスクが高まります。

そもそもどの国のどんな人が運営していて、何かあったときは誰が責任を取るのか。相談する先はどこか。

こういったリスクが取引所ごとに大きく異なります。そのため、まずその取引所を何を持って信頼するのか、から考えなければなりません。

 

私はBinanceを最も良く使っていますが、仮にBinanceが不正をおこなったり破綻した場合には、おそらく自分の仮想通貨を取り戻す事は出来ないでしょう。

 

今のところ日本人が海外の仮想通貨取引所を使うことは問題ではないのですが、完全に「自己責任」となって誰も守ってくれません。くれぐれもご注意ください。

 

またBinanceもそうですが、本人確認等無くても簡単に口座を作れるところが多いと思います。

便利なのですが、逆に何かあったときに「自分の口座が自分の物であると証明する」のは 困難になってしまいます。IDとパスワードを失うともうおしまいだと思われますので、その点も特に注意したい点です。

 

 

ということで、今回は「自分の仮想通貨に自分でアクセス出来なくなる」という怖さについて書きました。

お財布にお金を入れていても、銀行にお金を預けていても、証券会社に株を持っていても、突き詰めればどれもリスクは考えられます。

 

しかし仮想通貨を実際に保有すると、普段慣れ親しんでいる資産管理と比べると失うリスクが高いような不安は感じます。

まあちゃんと自分で管理していれば逆にリスクが少ないという見方も出来なくは無いのですが、"ちゃんと"の部分が、大事ですよね。

 

 

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仮想通貨の怖さ(2)

仮想通貨の怖さシリーズその2です。

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(2)送金時に、アドレスを間違うと取り戻せない

 

実際に使ってみて特に怖いなと感じたテーマです。

 

仮想通貨は便利に送金出来ます。
しかしこのとき、アドレスを間違うと2度と取り戻せません。

 

■送金時に相手を確認出来ない

たとえば自分のBitcoinを自分の口座から別の口座へ移すために、送金手続きを取るとします。

もし銀行振込みであれば、支店と口座番号を入れると相手の名前が表示されます。(または自分で相手の名前を入力します)

しかしBitcoinの送金先は、無機質なアドレスの羅列です。

送金先を見たときに、それが合っているか間違っているかを判断する情報がありません。

 

■取り戻せない

そして送ってしまったあとに取り戻すことは出来ません。

相手が誰か分からないからです。連絡先がわかりません。問い合わせる先もありません。

ビットコインアドレスは、まだ使われていないものも含めて約1極通り存在すると言われます。

宛先を間違えると、誰も使っていないアドレスに送られてしまう事もありえます。

その場合、それを取り戻す事は出来ません。

何しろ「取り戻したい」と思っても、それを頼んだり相談出来る相手がいないのです。

 

ちなみに銀行口座なら組戻しという方法が存在します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fcd381b517567391d02d4d9d90cb945073e957c

 

仮想通貨は泣きつく先がありません。 警察に言っても、訴えても、アドレス情報だけでは相手先はまずわからないでしょう。

 

 

■送金事故は起こるのか?

 

起きる可能性はあります。

 

1.単純にコピペする元を間違った(Aさんのアドレスに送りたかったのに、うっかりBさんのアドレスに送った。アドレスがただの文字列なので間違いに気づきづらい)

2.コピペ操作が不十分だった(AとBの2箇所に送るときにコピペミスでAとAに送ってしまった) 

3.コピペした文字が不完全だった(全文字列をコピーしていなかった、余計な文字が含まれた)

4.通貨の種類を間違えた(BTCなのにBTTのアドレスを指定した)

5.キーボードに触れてしまってアドレスが書き換わったのに気づかなかった

6.アドレスはあっていたが送金相手がそもそも詐欺だった

7.利用端末がハッキングツールに知らずにおかされていてアドレスが書き換えられてしまった……

 

上記のうち、3~5については、エラーになり送金失敗になる可能性があります。それはむしろラッキーパターンです。

おそらく各通貨、採番ルールやチェックサム等の仕組みにより、仮想通貨アドレスがちょっとおかしいくらいなら基本的に弾かれのでは思います。

ただ試したことはありませんし、採番ルールも各通貨まちまちなのでどの程度厳密かはわかりません。

 

このようにきっかけは様々考えられますが、いずれの場合にも、意図しないアドレスに送られた場合、取り戻せません。

但し送金相手の連絡先がわかっている場合には、取り戻すための行動は取れるでしょう。

 

とにかくここでお伝えしたいのは下記です。

・銀行なら口座番号を間違ったり詐欺にあったとしても、問い合わせたり相談する先があるしその相手を特定することが可能

・仮想通貨で送金先を間違った場合、その間違った送金先の「連絡先」を自分が知らない限り、調べようがない。だから取り返せない。キャンセルも出来ない。

 

とにかく仮想通貨の送金は本当に怖く、自分の持っているウォレット間で移動するときも緊張します。

 

■仮想通貨を送金時に失わないためのコツ

 ・アドレスを手入力しない。コピー&ペーストするか、QRコードを使って入力する

 ・取引所に送金先を登録しておき、登録済みのアドレスしか利用しない

 ・大量に送るときは、1度少額でテストして着金を確認してから続きを送る。もしくは全額でなく分割して送金する

 

 基本的に、アドレスを手入力したりしなければそう簡単には事故は起きないと思います。
 しかしたとえばシステムの不具合や乗っ取りで、表示されるアドレスが間違っていた場合などは、そこにひとたび送ってしまうともう取り戻すことはできません。

 

 私は今のところ困ったことは起きていませんが、送金は仮想通貨を失うリスクが実は高い瞬間では無いかと感じます。

 

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 ※アドレスをお間違いなく!(笑)

 

仮想通貨の怖さ(1)

今回から、仮想通貨の怖さシリーズです。

 

(1)仮想通貨は、適正価値が分からない

 

これは投資する前から分かっていたことですが、持っていてもやはりこのことは変わりませんでした。

 

前回書いたように、仮想通貨の価値は間違いなく感じます。

ではいくらが適正なのか!?

となると、もう全く頼りになるものが無い。

たとえばTetherのように、ドル価格を基準としているものなどは分かりやすいです。

しかし多くの仮想通貨、たとえば代表的なビットコインイーサリアムを考えても、いったいいくらが適正か予想もできません。

 

たとえばなら、

・その企業の稼ぐ力
・今企業が持っている資産
・事業の見通しや将来性

といった情報から、「少なくともこの勢いなら数年でこのくらい稼ぐだろう」「仮に買収されたり解散したらこのくらいの金額にはなるだろう」という推測が成り立ちます。

結果的に市場価格がいくらになるかは読めません。不正会計が発覚したり大事故が起きたりと不測の事態が起きるかもしれません。

でも今ある情報から推測するに"少なくともこのくらいの価値はありそうだ"という予想ができるのです。

 

不動産もそうです。

土地は路線価から考えるといくらで、建物の延べ面積はどの程度で、築年数や周りの相場から考えていくらくらいで貸せそうで……と、自分なりにいくらなら適正価格だというものを推測することが出来ます。

将来はわからないにしても、今東京の一等地にこのくらいの広さの土地で上モノの状態がこれなら、少なくともいくら位では売れそうだ、というような考えが可能です。

 

しかし仮想通貨は全く違います

今いくらで取引されているというのはとりあえず分かりますが、じゃあそれって適正なのか?上がるとしたらどこまで?下がるとしたらどこまで?というのがもう全く分からないのです。

需要と供給の結果、価格が決まりますが、その拠り所がありません。

 

投機として考えるとそれはいいところでもあるのですが、資産として考えたときにこれだけ心もとないことはありません。

人気投票のような感じで、今人気があるかどうか、だけでそのまま価格が決まってしまうようなものです。

 

現物資産でいうと金(ゴールド)も似たような性質があります。

政府の裏付けはなく、需要で価格が決まり、いったいいくらが適正かはわかりません。

ただ金は長い歴史もありますし、何より現物そのものが"物"としての価値を持っています。

仮想通貨はそれすらありません。

(別のいい面はありますが)

  

 

そして、仮想通貨と一口に言ってもそれぞれ性質や運営方法が違います。

一部の管理者が自由に通貨を発行出来てしまったり、そもそも適正に取引されているのかすらわからないものもあります。(ものもありますというより大半が怪しい)

 

前回書いたように、仮想通貨の価値は確かにあると言っても、じゃあお金で考えたときに1BTCはいくらくらいの価値があるのか?が分からない。

いや手がかりになるものすらないのです。

みんなが欲しがるか、欲しがらないかだけで価格が決まり、その結果自分の資産価値も変わってしまうのです。

 

ということで、100種類も買ってから言うのもなんですが、仮想通貨の適正価値を考えようとしても頼れるものが全くないし、どこで下げ止まるか分からないというのが1つ目の怖さです。

 

持つ前から分かっていたことですが、あらためて実感する日々です。

 

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