100種類の仮想通貨を持つFPの投資メモ

仮想通貨を100種類買ってみました。その顛末と、気づきをシェアできればと思います。

仮想通貨を本格的に買うことにした経緯

これまで私は株・FX・不動産投資は行っていましたが、仮想通貨については積極的ではありませんでした。
ビットコインを少しだけ持っていた、程度です。

私自身ファイナンシャルプランナーの資格を持っており、資産運用は真面目に考えています。
時々、人からお金の問題や資産運用について相談されることもあります。

そうした背景もあり、「勉強のために仮想通貨も試しておこう」という形で、少し持っていた程度でした。

 

■仮想通貨に対しては消極的だった

仮想通貨を投資対象として考えるとき特に難しいと感じたのは、いったいいくらが適正価値か検討もつかないことです。株や不動産なら、何らかの基準をもうけて計算することが出来ます。しかし仮想通貨はそれが出来ない。仮に今ビットコインが1BTCあたり100万円だとしても、それが安いのか高いのか全然わからない。

そのうえビットコインを持っていたとしても、どこで使えるのかよくわからない。
たとえば決済手段として使える場面はとても限られ、使えるお店がそもそも少ない。

では使えるお店があるとして、ビックカメラビットコインを使えるからといっても、わざわざビットコイン決済をするかというとイメージがわきづらい。

ということで仮想通貨に関しては大変消極的でした。


しかし、最近はその考えが変わりました。

 

■お金の価値が下がっている!?

世界中のお金の発行量はどんどん増えています。
今に限ったことではなく、昔から増えていました。

しかしコロナによって、それが短い期間で加速しています。
日本だけでなく、世界の各国で様々な給付金が配られています。一般向けだけでなく事業向けにも、給付に加え、これまでではありえないような審査基準での貸し付けなども行われています。

世の中に行き渡るお金が増えるのは、もちろん良いことではあると思います。
しかし今世の中にあるモノやサービスに対し、お金の総量"だけ"が増えてしまうと、お金の価値が相対的に下がります。
お金の増え方が加速しているということは、お金の価値が下がるスピードも速くなっているということにつながります。


そういった世の中で、少し先を見据えたときに、どうしたら良いのか?


私の出した答えは仮想通貨でした。

 

■投資対象の1つとして、求められる仮想通貨

お金の価値が下がる前提で考えるとき、自分ができる対策は何か。
ふつう、物や株などに投資するのがセオリーです。
実際にそれはアリです。私もやっています。

金や美術品などの希少性の高い"現物"、ガソリンや穀物といったいわゆる"商品"、そういったものも当然投資対象です。今後も有力です。
しかしそれらの多くは現在かなり「高い」状況に見え、世の中にあまっているお金は”さらなる行き先”を欲しているように思えます。

その答えとして浮かぶのが、仮想通貨なのです。